声月六レポブログ!!!
この題名を見た方は誰しもこう思うはず。
今頃かよ!?!?!?
すいませんでした。レポ漫作ろうと思ってたんですけど、
レポ漫描くことに力尽きまして。ハイ。
そもそも何故今頃になって書くの?という話ですよ。
先日、次期冬コミが延期するという発表がありました。
新型コロナウィルスの流行からもう早半年。しかしまだまだ勢いは衰えずにいます。
それを危惧して「夏コミ突然中止にしちゃったし、怪しいから早めに決めておこう」となったのでしょうね。残念な内容ではありますが、早期決定はむしろ有難いことでしょう。
そこでですよ。あの冬コミが延期するって言ったんですよ。
「もしかして10月以降のコミックマーケット系のイベント怪しいんじゃね……?」
私も来年から社会人。
進路は公務員(ウッソだろお前)なので、出品する側として出るには今回がラストチャンスなのでは?という可能性が出てきてるわけです。
「なんか悔いが残りそうだからレポブログ書いたろ」
という思いつきでこの記事、書いております。
声月六からもう半年経とうとしているというのに
いや、しかしですね、声月で起きた出来事諸々鮮明に覚えてるかつ、色々メモってたりと描けることは沢山ございまして。
今回はその声月イベントに焦点をあてて思い出話を書いていこうと思います。
2月10日
我、横浜ニ、立ツ。
現地のゲーム友達に案内してもらっていました。謝謝茄子。
カップヌードルミュージアム行ったり、小学校の修学旅行以来の中華街行ったり、家系食べたり。
前日入りして、現地運送できなかった本50冊あまりを持ったまま観光に勤しんでおりました。
中華街なんですけどね。
私キャリーバッグ持ってるじゃないですか。
やはり、中国人のキャッチに目をつけられるわけですよ。
「オニイサン、ドウ?」
みたいにね?
その中で1人、おばさんのキャッチが居たんですけども。
足を前に回してまで通せんぼしてきたんですよ。
進行方向に回り込むように。
回り込み方がたまに前方に走ってる150ccのCPUみたいな挙動くらい回り込んで。
「今の中華街ってふしぎなくすり要る感じ?」
夜の街って怖いね。
友達と別れた後は、会場の大田区産業プラザ最寄りの快活CLUBでお泊まり。
ここでふと思うわけですね。
「色紙とかあったら売れるんかな……?」
なんかみんな描いてるし?
現地で交換するため用とかに買った色紙あるし?
と思って2枚くらい描いてました。
これですね。
うわ、今と画風全然ちゃうやん。
誰これ描いたの。
2月11日 声月六当日
すごい一日でした。
こういったイベントは初めてだったので、右も左もわからず。
なのでこういうイベントに経験のあるまさ氏(https://twitter.com/masaE50_?s=21)にご同行頂きました。
しかしわからん。
2つ列あるけどどこ並べばいいの。
トラックの積み込みバッタバタやし。
なんなんこれ。
会場到着した時の写真。
う〜ん、密!!!!
今ほど当時はコロナ警戒はされてはいませんでしたが、マスクやっぱ多かったですね。
(この写真に夜狼華さんいるんで探してみてね)
ダイヤモンドプリンセス号、あるじゃないですか。
それ停泊してたの声月前日の10日なんですよ。
10日に撮った横浜港の写真
写真こそ撮ってはいなかったんですけど
ガラス越しにめっちゃ接近してたんですね、ダイヤモンドプリンセス号。
こっわ。あの船の中に患者さん居るってこと知ったの家帰った後ですよ。こっわ。
話を戻して入場開始。
出品者の皆様手馴れた手つきで、バリバリ設営していくわけで。
アウェー感出てましたね。
なんだかんだで設営完了!
きったね!!!!!!!!!!!
お隣の「かカカカさん」(https://twitter.com/wreath_red?s=21)
と
「桜華さん」
(https://twitter.com/sakuraka_night?s=21)
ご迷惑をお掛けしました。
左右のメンツやばくね?
声月、特にこの2回フロアのR-18エリアは知る人ぞ知る人揃い。
えちちな商業誌描いてる人多いし雲の上にいると思ってた人がやけに多い。
てかなんで初参加者が壁サーなんだよおかしいだろ。
壁いる中で名前知らん人おらんのやけど。
ここで出品物チェック。
1冊持って、運営の方にチェックを受けました。
正直めっちゃ恥ずかしかった。
個人的に出来がいいとは思ってもいなかったのもありますが、なにより自分の描いたエッチな書物を真面目な顔して読まれるってのが1番キツかった。
笑顔で「OKです」を貰い、挨拶に。
桜華さん、かカカカさんに改めてご挨拶。
本渡された。
ぼくびっくり。
「本って……挨拶で渡すものなんですか……?」
我、ここで本交換の存在を知る。コミケ行ったことないのバレる。
これで許してくださいと、挨拶用に買ってきたうなぎパイと名刺を渡してエンド。
本当に申し訳ございませんでした。
笑顔で「僕これ好きなんだ!」まで言って貰ってくれたちろるさん本当にありがとうございます。
その後相互さんに同じ儀式。
そして推しの絵師様の所に購入に行きました。
傍から見たらまぁ、不審者だったよね
陰キャ、コミュ障バリバリ発揮して話しかけに行くのにめっちゃ時間かけるねん。アホやん。
てか人多くて声も知らないから誰が誰だかわからん。
特に容姿で以外だったのがスピナさん(https://twitter.com/spinalien?s=21)。
陽キャやん。
めっちゃ。
挨拶の際「あ、知ってる」と共に2冊バスバスッ!って渡されましたね。
対応が陽キャのそれやん。
陰キャな私がとても恥ずかしかった。
うーん、コミュ障ってどうにかならんもんなのか。
ここで以前から考えてた、女装でお馴染み、ひーりあさん(https://twitter.com/heaL1a?s=21)を人目お目にかかろうと思いまして。
Twitter見てた感じ、ずん子のコスプレしてる感じあるなぁと思いまして。
あ、緑の髪の毛、あれかな?
おや、誰かとお話してるな、少し待つかな。
「声が女……!?」
これで無茶苦茶混乱しまして。
女装って声までは無理でしょ?だから人違いだったかと思って出直しちゃったんですよ。
え、男?
え、女?
いやいや、男?
いや、女?
その後はどうやら普段着に戻ったそうで、当初情報が何も無かった私は一切接触できずに終わりまして。
その後この話Twitterでしたら本人にめっちゃ笑われました。ぐやじい
挨拶を一通り済ませ、いよいよ一般参加者入場だなぁと。
ここで1本のアナウンス。
「あまりにも人が多いので、一般参加の方を少し早いですが会場に入れます」
ワイ「ほーん、そんな人気なんやな。迷惑かけちゃあかんだろうし」
他の参加者の方々
「えええぇっ!?!?!?」
うぅん、温度差!
お隣の桜華さんらに聞いたところ前代未聞ということ。
へ、へぇ……そんな大変なんやな……
そして少し早くして一般の方が入場。
入場するだけなのでまだ購入は出来なかったのですがめっちゃ見られること見られること。
ある意味、この突然の対応が鍵になったのかなぁと思います。
「この声届け、月までも六開始です!」
この掛け声とともに声月最後のイベントが始まりました。
最初、目の前で陣取っていた人達が買って言ってくれました。
こんな早く売れるなんて嬉しいなぁ。
ただ
売れるペースが想定より明らかに早すぎる。
馬鹿な。
広告も、告知も、宣伝も何もしなかったのに。
告知ツイートについてはいいね50もいかなかったのに。
まさかの開始して19分で完売
https://twitter.com/ojigiso_0120/status/1227054635988316160?s=21
↑売り切れてからツイートした時刻だけでも19分なんで見てやってください。
これは本格的に想定外だ。
残ったのは小さな色紙1枚。
あかん。
売り切れた告知をしたのち、これから会う予定だったお友達さんに色紙を買ってきてもらうようお願いしました。
さすがに母数が少なすぎた。
印刷予定だった印刷会社が、どうやら声月の前日に行われたコミティアによって仕事量がパンク。
間に合わせるため部数を大幅に減らしてしまった決断がここで牙を向く。
もっと早く描けばよかったね!!!!
公開しても遅い。
その後、駆け足で色紙を持ってきて頂き、
開始30分で色紙を焦って描くサークルが爆誕
「売り切れちゃいました?」
と聞いてくる方がまぁ、沢山いまして。
そりゃそうだ、30分以内で初めて見るはずのサークルの本がないのはおかしい。
一日のうちに謝った回数過去一に多かった。
19分のうちに間に合わなかった相互さんはいなかった訳では無いですが、名刺を渡してくれた人の大半は本を渡せず悔しい思いをしました。
正直いーぴんさんに渡せなかったの悔しかった……
すごい葉加瀬太郎だったのに……
そんな中、とんでもない方がいらしたのでここで紹介させてください。
それは色紙を描いては売ってを繰り返していた時でした。
『売り切れちゃいました?』
「はい……初参加だったものであまり部数を用意出来てなくて……」
さっきから何度もやったことやりとり。
錬金術でも使えたらなと何度思ったことか。
『その色紙はいつ頃出来そうですか?』
今の具合からみてこのくらいだということを伝える。
『取り置きお願いしていいですか?』
私はもちろん了承し、描きあげ、またもう1枚描き始めました。
しばらくしてその方はモスバーガーの袋を持って来てくれました。
『お昼まだでしたらどうぞ』
中には合計4つのハンバーガー達。
お礼を言いつつ、私は色紙を差し出す。
『500円ですか?おぉ、これはいいものですね。じゃあこれで』
渡されたのは5000円札でした。
両替大変だなと思いつつ小銭入れを取り出そうとしたのですが
『あぁ、そのまま貰ってください』
あぁ、お釣り要らないのかぁ……
いや待て今5000円貰ったよな
「いやいやいや、あのあのあのお釣り……」
『いいです、いいです』
あまりにも非現実的な出来事で困惑。
その人は一向にお釣りは受け取ろうとはせず、
『次回、どこかで参加する予定はありますか?』
「ボイコネは予定が被ってしまったので、イベントはこれっきりかなと思ってて、やるとしたら来春かなと……」
『そうですか!もし来春あれば、また来てくださいね!』
そう言ってその人は去っていきました。
名前も聞けず、彼が一体誰なのかは今でも分かりません。
ただ、彼に直で本を渡したいと思って次の参加出来る時期のイベントは確実に参加しようと決めておりました。
しかし冬コミ延期で、来春でのイベントは危ういとなった今、この目標が達成出来るか怪しくなってしまいました。
それを思って今この記事書いてるんですよね。
なにより500円だったはずのものが5000円に化けてしまったことの衝撃が凄まじく、心半分ここに在らずな状態で色紙を描き続けていました。
書いた色紙も全部売れました。御来店(?)してくださった方、ありがとうございました。
こうして、私の人生初の同人イベント、声月六は幕を下ろしたのでした。
色紙じゃんけん大会?
全部負けたわ
↑敗北して会場の砂を集める私
いやぁ、弱かった。とても勝てなかった。
気分は
こう
何か、勝ち取りたかったですね……
学級委員長決める時のジャンケンとかは勝てるのにね……
あとは快活でチェックインし、戦利品を眺めてニヤニヤして、人生初のVRAVをみて「オァォァァァ!!!!!」ってなってました。
借りるときすっげぇ恥ずかしかった。
これが私、御辞江丸の声月六レポートでした。
文字数ここで5000文字近くって課題のレポートより書いてんな。これレポートになんねぇかな。
ただ、今私が願っているのは新型コロナウィルスの収束であり、イベントをどこかしらで開催できることをただただ祈っております。
どうか、趣味に時間が割けるか怪しくなる前に、確実にもう一度、本を作って皆さんにお渡ししたい所存でございます。
また、どこかのイベントで会える日を願っております。
以上、御辞江丸でした。
PS. 漫画描くのはとてもしんどい