帰省したら暇だった

前回から2年経ったらしい。

 

うちは大型連休に父方の実家に帰ることが通例だった。

 

感覚が元からおかしいと言われてる祖父も85をまわり、そろそろ定期的に顔を覗かないといけないこと時期となった。

 

また、今回は社会人という立場を保ちながら迎えた初の年末休み。

 

普段と違う年末に少し浮き足だって、

負荷の下がった職場で年末は何を食べられるかすこし浮つきながら、8時間を過ごす。

 

 

退社後、準備を整えようと下宿先へ足早に帰宅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電気がつかない

 

ブレーカーを上下してもつかない。

 

 

明らかに電気は止まっている。

 

 

支払いは済んでいるはず。

明らかにおかしいこの状況、すぐさまサポートセンターに問い合わせを行った。

 

 

この間1分も無かった。

 

過去に出会ったことのなかった事象である割に頭は冷静だった。

 

 

 

貧乏ゆすりはすごかったと思う。

 

 

 

 

問い合わせの結果。

 

 

 

払ってなかった月がありました。

 

10:0で自分が悪かったです。

 

 

すぐさま支払い、電気が戻ったことを確認して準備に取り掛かった。

 

日が変わり、新幹線に乗って出発。

 

それなりに時間をかけて父方の実家に到着。

 

祖父はもう86になるため、今のうちに顔を出しておかないといけない時期になった。

 

 

その割には最寄り駅まで歩いて迎えにくるもんだから、別に急がなくても良かったとも思う。

 

 

 

 

 

 

着いたら暇だった。

 

 

 

家は昔ながらの雨戸がついているタイプの家。

 

おかげさまで電波が遮断されて通信速度が落ち、Wi-Fiもないからネットに触れる際はイライラする。

 

お絵描きするためにiPadは持っていたが回線がないとアカウント認証と同期出来ず、使用不可。

 

 

ごみ。

 

 

 

 

そんな暇は翌日には消し飛んだ。

 

 

 

従姉妹(はとこ)が襲来したのである。

 

 

 

その日からはもう暇とは無縁だった。

 

手が離せない時は代打で抱っこや注意引き。

 

 

もう二人いるもんだから大変だ。

 

 

1人は暴走機関車、もう1人はコミュニケーションをとることが難しいときた。

 

 

しかも警戒されてるもんだから誘導も上手いこと行かん。

 

 

 

 

だけど可愛いんだこれが。

 

なんかのキャラクターをみて抱く可愛いとは全く違う。

 

 

 

出た、庇護愛をロリコンにすぐ結びつける子どもの面倒を見れない独り身さん。

 

ロリコンじゃんって言ったやつ全員それ。覚えとけ。

 

 

おじさんムーブは楽しかった。

 

その子にとってはそこまで気に入ったものではなかっただろうけど、そのおもちゃを衝動買いして買い与えた。

 

馬鹿だね。

 

 

 

 

そんなことを繰り返していたら一瞬で正月休みが終わった。

 

ふざけるな。

 

返せ。

 

 

正月休み返せ。

 

まだ休まってない。

 

返せって。

 

 

 

暇だったけど暇じゃなかった。

 

そんな正月。

 

 

 

 

 

 

 

なんで正月って言うんだろうね。

他の月がまるで偽物みたいに言うじゃん。

 

人の心ないんか?