受験をこれから控えている人向けの記事

あけましておめでとうございます。御辞江丸です。


この時期になるとセンター試験など、学業についての大きなイベントが多く控えてくることだろうと思います。

その中でも受験に対するプレッシャーが凄まじい人、気分が落ち込む人など沢山出てくると思います。そんな人達とも最近知り合うこととかもあり、激励(ってものでもないですが)したいという気持ちがあったので今回この記事を書くために筆を取った所存です。


色々な人が感じてきたと思います。「受験にどう向き合えばベストなのか」という疑問。

受験を控えた人にとっての大きな課題であり、教師等にこう質問しても「全力で向かえばいい」と糞かったるい返事が来るのも目に見えています。


私は受験に対しては「楽観的」でいるのが一番いいのではないかと思っています。


まずその理由。

1つは「受験はあくまで通過点であること」。これは受験直前になると今まで厳しかった教師が突然言い出す言葉でもありますが、間違ってはいないことです。

受かろうが落ちようが思うことは一緒です。なぜならどちらの大学も同じ「通過点」であることには変わりないからです。

例えば「新幹線で東京から博多まで行く」とします。しかし途中で線路が塞がれてしまい、新幹線では通行できなくなってしまった。そうなったらどうやって博多まで向かいますか?

無論、車やバスなどの別の交通手段を取れば問題ないでしょう。

大学も同じ。大学は「夢を叶える手段」であり、「目的地」ではありません。どの大学を通過しても目的地に着くことは可能です。ですがそれぞれの道でまた壁にぶつかるかもしれません。でもそっち行ったらそっちで頑張ればいい。所詮通過点、所詮手段。道はいくらでもあります。

だからこそ楽観的に見てても問題はないのでは無いでしょうか。


2つ目、「案外なんとかなる」。

恐らく中には第一志望から落ちると「人生が大きく変わってしまう」と思っている人は多いと思います。

楽しいことが何もかもなくなる。そう無意識に思ってはいないでしょうか?

そんなことないです。

私は第一志望から落ちて別の大学に通っていますが、そんな楽しい事がないなど思ったことは無いです。現にお絵描きは楽しいですし、ちょくちょくガチャ引いたり、任天堂神ゲーを発売したりだの楽しく過ごしています。

このようにいくら貴方が受験に失敗しようが、世界はそのままです。人生が大きく変わるとすれば、世界や家族が終末を迎える時くらいでしょう。学費で家庭が終末を迎えてしまうくらいなら受験させなきゃいけなくなる「子育て」を親はしようとはしません。下手したら学費以上に金のかかってしまう浪人まで可能性もあるのが子育てです。

受験を失敗した程度で親が見捨てることは早々ありません(ただ、貴方の努力が伝わっていればの話ですが)。親もそれを覚悟の上で貴方を産んでいます。勉強できる環境を作ってもらえているのなら尚更です。

自分の持っている実力を全部出し切ることが出来る覚悟を持っていれば問題ないです。あえなく敗北してしまっても、帰る道はあります。受験「戦争」とかいう言葉もありますが、死ぬ訳ではありません。

帰る場所は必ずあります。まだララァに会いにいくには早いです。いつでも会いに行けます(これ今の高校生にネタ伝わるんかな)。


3つ目、「考えるだけ無駄」

人類が今から過去に行くことは可能か、という問。現在、理論上過去に行くことは不可能とされ、行けたとしても歴史保護云々の縛りで過去に自由に行くことは禁止されるでしょう。

何が言いたいかと言ったら「過去は変えられない」という事です。

もう過ぎたことです。自分が受験なのに正月にガキ使を見てしまったこと、初詣で外出して勉強し損ねたこと。みんなそうです。全て過去のものです。どうやっても変えることは不可能です。

それを変える方法など考えても無駄なのはもうお分かりでしょう。

ですが、未来を変えることは可能です。その方法は今の状況をなるべく良くするために努めることです。もし絶望的であろうが、今触れている問題がたまたま試験に出ないという可能性はなきしにもあらずだったりします。もしかするとその問題が答えれたから合格したなんて可能性もあります。あと少しですがいくら惨めだろうと足掻いてみてください。

溺れる者は藁をも掴むと言いますが、あなたが掴むのは命綱かもしれない。この可能性というものはこれからいくらでも存在します。


……と考えて勉強した方が楽じゃないですか?

多少楽しくありませんか?

なんで落ちたことを今考える必要があるんですか?

んなことしてる暇があったら足掻いた方がまだ受かる。より勉強した奴が受かるんだから。

ですから「落ちても問題ない。いまは勉強しておこう」でいいんですよ。

落ちてもなんとかなる。落ちたあとどうしようと変に考えて時間を潰すのも勿体ない。

現在からその試験本番まで残された時間は誰しも平等であり、有限です。

これからはその時間以内にどれだけ足掻けるかが勝負です。

気楽に行きましょう。受かっても落ちても時間は容赦なく進みます。

余計なことを考えず方の力を抜いてください。

誰しも自分の行ってきたものが試験で返ってくるのは同じです。

過去は変わりません。ですがまだらここで未来は変えられます。


受験なんてそう大したことない。

そう楽に考えて挑んでみてください。


最後に1つ。

「受験は後悔しなかった人の勝ち」です。

悔いが残らぬよう、全力で挑んできてください。